非常用発電機の燃料備蓄
停電や災害時に非常用発電機を稼働させるための燃料を地下に備蓄します。必要な連続運転時間、発電機の燃料消費量、燃料補給までの期間をもとに、必要な容量や型式を検討します。
HTOSFシリーズは、灯油・軽油・重油などの燃料油を中心に、廃油・再生油、危険物に該当する製品液・原料液などを貯蔵する地下タンクです。
実容量4,000Lから30,000Lまでの型式をそろえ、非常用発電機やボイラー、工場設備、燃料備蓄、製造工程で使用する液体の貯蔵など、さまざまな計画に対応します。タンク本体を地下に設置するため、地上にタンク本体が露出せず、建物周辺の外観に配慮した計画にも適しています。
内殻の標準材質はSS400、外殻はFRPです。特注仕様として、内殻をステンレス(SUS304)製とする仕様にも対応しています。

HTOSFシリーズの基本仕様
HTOSFシリーズは、非常用発電機やボイラーなどの燃料貯蔵をはじめ、工場設備で使用する燃料油、廃油・再生油、危険物に該当する製品液・原料液など、さまざまな液体の地下貯蔵に対応しています。
施設の用途や貯蔵する液体、必要容量、設置条件に応じて型式や仕様を検討し、幅広い計画に採用できます。
停電や災害時に非常用発電機を稼働させるための燃料を地下に備蓄します。必要な連続運転時間、発電機の燃料消費量、燃料補給までの期間をもとに、必要な容量や型式を検討します。
ボイラー、乾燥炉、加熱設備、生産設備など、日常的に使用する設備へ供給する燃料を貯蔵します。日々の使用量やタンクローリーの補給間隔、受入れ・送油方法などをもとに、容量や仕様を検討します。
製造工程で使用する原料液や、製造後の製品液を地下タンクに貯蔵します。貯蔵液の性状、受入れ・払出し方法、接続する製造設備などに合わせて、材質、接続口、付属品などの仕様を検討します。
工場などから発生する廃油の一時貯蔵や、回収した廃油・再生油の受入れ・保管に使用します。発生量や回収量、回収・払出しの頻度などをもとに、容量や受入れ設備を検討します。
非常用発電機やボイラー、工場設備などで使用する燃料を、実容量4,000Lから30,000Lまで貯蔵できます。設備の燃料消費量、必要な備蓄日数、燃料の補給計画に応じた容量を選べます。
地下タンク貯蔵所には、屋外タンク貯蔵所に定められているような保安距離・保有空地の規定はありません。ただし、地下タンク固有の設置位置、基礎、固定、配管などの基準に沿って計画する必要があります。

用途
ボイラー用燃料の貯蔵
貯蔵液
A重油
設置方式
地下設置
食品加工工場のボイラー用燃料を貯蔵する地下タンクとして、HTOSF-6を納入しました。実容量6,000L、内殻SS400・外殻FRPの標準仕様です。

用途
ボイラー用燃料の貯蔵
貯蔵液
A重油
製作区分
大型特注タンク
乳製品製造工場のボイラー用燃料を貯蔵する地下タンクとして、HTOSF-50Aを納入しました。標準型式の最大容量30,000Lを超える、実容量50,000Lの大型特注品です。
地下タンクは、設置後にタンク本体の状態を地上から直接確認することが難しいため、長期使用を見据えた構造と維持管理が重要です。
HTOSFシリーズは、内殻を鋼製、外殻をFRPとした二重殻構造を採用しています。定期点検や付属設備の管理、将来の用途変更や設備更新まで見通して計画することが、地下タンクを長く安全に使用するうえで重要です。
地下タンクは、タンク本体の状態を日常的に直接確認することが難しい設備です。HTOSFシリーズは二重殻構造とし、内殻からの漏えいを検知できる構造を採用しています。
地下タンク設備は、タンク本体だけでなく、配管、計器、注入口、通気管、漏えい検知設備などで構成されます。設備全体を対象に点検・維持管理を行うことが重要です。
地下タンクは、設置後に容量や配置を簡単に変更できません。将来の燃料使用量、設備増設、用途変更を考慮し、設置時に必要な仕様を整理しておくことが重要です。
HTOSFシリーズは、実容量4,000Lから30,000Lまでの標準型式をそろえています。貯蔵する液体の種類、必要な備蓄量、使用設備の燃料消費量、補給計画などに応じて、適切な容量を選べます。
標準型式を超える大容量品や、接続口・付属品を変更した特注仕様にも対応しています。各型式の実容量、外形寸法、図面は、以下の一覧から確認できます。
| 型式 | 実容量 | タンク内径 | タンク全長 | タンク図 | 直接埋設式 据付図 | タンク室方式 据付図 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HTOSF-4 | 4,000L | 1,300mm | 3,406mm | |||
| HTOSF-5 | 5,000L | 1,300mm | 4,206mm | |||
| HTOSF-6 | 6,000L | 1,400mm | 4,346mm | |||
| HTOSF-7 | 7,000L | 1,500mm | 4,434mm | |||
| HTOSF-8 | 8,000L | 1,500mm | 5,034mm | |||
| HTOSF-10 | 10,000L | 1,600mm | 5,542mm | |||
| HTOSF-12 | 12,000L | 1,800mm | 5,270mm | |||
| HTOSF-13 | 13,000L | 1,800mm | 5,720mm | |||
| HTOSF-15 | 15,000L | 1,800mm | 6,520mm | |||
| HTOSF-18 | 18,000L | 1,900mm | 7,010mm | |||
| HTOSF-20 | 20,000L | 1,900mm | 7,760mm | |||
| HTOSF-25 | 25,000L | 2,000mm | 8,748mm | |||
| HTOSF-30 | 30,000L | 2,200mm | 8,726mm |
※寸法はタンク本体の内径および全長を示しています。
※直接埋設式据付図およびタンク室方式据付図は参考図です。設置場所の条件や所轄消防署の指導に応じて、個別に計画してください。
HTOSF-4~HTOSF-30は、公共建築設備工事で求められる仕様にも対応しています。
HTOSFシリーズは、内殻SS400・外殻FRPの二重殻構造を基本とし、実容量4,000Lから30,000Lまでを標準型式としてそろえています。
貯蔵する液体や使用設備、受入れ・払出し方法、設置条件に応じて、接続口の位置・口径、計器類、付属設備などの仕様変更に対応します。標準型式を超える大容量品、中仕切りを設けた多槽式、内殻をステンレス(SUS304)製とした仕様などの特注にも対応しています。
HTOSFシリーズの内殻は、一般構造用圧延鋼材のSS400を標準材質としています。外殻にはFRPを使用し、内殻と外殻による二重殻構造としています。
特注仕様として、内殻をステンレス(SUS304)製とした地下タンクも製作できます。材質や仕様について希望がある場合は、貯蔵する液体や設置条件とあわせてご相談ください。
使用する設備や配管計画、設置方式に合わせて、次のような仕様変更に対応します。
ヒイラギでは、HTOSFシリーズの製作に加えて、地下タンクの容量・仕様の検討や、施工会社・設計会社からの技術的な相談にも対応します。
現地施工や消防署への申請手続きは行いませんが、地下タンクメーカーとして、計画や施工に必要な図面・仕様情報を提供し、施工会社へ技術的なアドバイスを行います。
基礎・タンク室・配管・据付などの現地工事と消防署への申請手続きは、施工会社・設計会社などでご対応いただいております。
ヒイラギは、施工会社や設計会社が計画・施工・消防協議を進められるよう、地下タンクメーカーの立場から支援します。
HTOSFシリーズは、非常用発電機やボイラー用の燃料貯蔵をはじめ、工場設備で使用する燃料油、製造工程の原料液、廃油・再生油など、さまざまな用途で採用されています。
ここでは、標準仕様の地下タンクに加え、大容量品、中仕切りを設けた多槽式など、用途や計画条件に応じて製作したHTOSFシリーズの納入事例と、HTOSFシリーズとは異なる一重殻構造の特注地下タンク事例をご紹介します。

リネンサプライ工場で使用するA重油を貯蔵するための地下タンクです。

非常時に発電機へ燃料を供給するための備蓄用地下タンクです。

製造工程で使用する原料液を貯蔵するための、中仕切り2槽式の地下タンクです。

型式
HTOSF-60A
実容量
60,000L
標準型式を超える貯蔵容量に対応した、大型特注仕様の地下タンクです。

型式
HTO-25A
実容量
25,000L
構造
一重殻構造
HTOSFシリーズとは異なる一重殻構造の地下タンクとして、計画条件に合わせて特注製作した事例です。
標準仕様以外の特注にも対応します。容量、材質、構造、接続口、付属品、設置条件などを確認し、製作可能な仕様をご提案します。